玉掛ワイヤの1本吊りは危険

玉掛作業では、1本吊りでの作業は危険です。

1本吊りでは吊り荷の中心・バランスが取りにくく、特に編込式の玉掛ワイヤでは、吊り荷が回転してしまうなど危険を伴います。

ワイヤロープの特性として、荷重がかかると撚りがほどける方へ回転しますので、編込式のワイヤでは編込加工部分が抜けてしまう、または撚り戻りに依る強度低下が起こりますので、1本吊りは厳禁となります。

止む終えず1本吊り作業となる場合、チェーンスリングや繊維スリングを使用しましょう。

ワイヤロープでは、ロック止めタイプにしましょう。

チェーンスリング 1本吊り商品URL 一例

繊維スリング URL 一例

ワイヤロープ ロック止めタイプ URL 一例

ポイント

吊り金具には、吊り荷の回転を抑える事が出来る治具がございます。 一例

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まとめ

1本吊りでの玉掛作業は、吊り荷が不安定になりやすく危険です。

多点吊りで作業を行いましょう。

止む終えず1点吊りで玉掛作業を行う場合、ワイヤ編込加工の使用は厳禁です。

安全最優先で玉掛作業は行いましょう。ご安全に!